カリ石ケン素地とは?成分の意味や特徴も解説

カリ石ケン素地とは?成分の意味や特徴も解説

ハンドソープなどの成分表に記載されている「カリ石ケン素地」とはどんな成分なのか、気になっている方もいるのではないでしょうか?

この記事では、「カリ石ケン素地とは何か?」という基本的な疑問から、その成分が持つ意味、そして特徴を分かりやすく解説します。

カリ石ケン素地と石ケン素地の違いは?

なぜ「カリ石ケン素地」と「石ケン素地」という、よく似た2つの成分があるのでしょうか?両者の違いは、石ケンを構成するアルカリ剤にあります。

  • 石ケン素地:固形石ケンの主原料で、主に「脂肪酸ナトリウム」で構成されています。
  • カリ石ケン素地:液体石ケンの主原料で、主に「脂肪酸カリウム」で構成されています。

この「ナトリウム」と「カリウム」という違いが、固形か液体かという石ケンの形状を決定づけています。石ケン素地(脂肪酸ナトリウム)は水分に溶けにくく固まりやすい性質があるため、固形石ケンの製造に適しています。一方、カリ石ケン素地(脂肪酸カリウム)は水分に溶けやすく、液体状を保つ性質があるため、ポンプ式で使う液体石ケンの製造に適しているのです。

カリ石ケン素地の成分表示のルール

カリ石ケン素地は、化粧品や医薬部外品に配合される成分です。製品によって成分表示のルールが異なります。

化粧品の場合

化粧品に配合される場合、全成分表示のルールに基づき、「カリ石ケン素地」と記載されるのが一般的です。

医薬部外品の場合

医薬部外品は、有効成分とその他の成分に分けて表示されます。「医薬部外品」として承認を受けている製品の場合、「カリウム石けん用素地」または「カリウム石けん用素地(2)」と表記されることがあります。

カリ石鹸素地の最大の特徴は「使い勝手の良さ」


カリ石鹸素地が液体石鹸の主原料として優れている最大の理由は、その使い勝手の良さにあります。

特にポンプ式の製品では、泡立てる手間を省き、押すだけで豊かな泡を作り出せるのが大きなメリットです。このきめ細かくへたりにくい泡は、肌への摩擦を減らしながら優しく洗い上げます。また、泡切れが良いため、少ない水で素早く洗い流すことができ、毎日の洗浄をより手軽にしてくれます。

まとめ

  • カリ石鹸素地は、液体石鹸の主原料として使われる成分です。
  • 固形石鹸に使われる石鹸素地との違いは、石鹸の形状を左右するアルカリ剤(カリウムかナトリウムか)にあります。
  • 最大の魅力は「使い勝手の良さ」。ポンプを押すだけで豊かな泡が作れ、泡切れも良いため、毎日の洗浄をより手軽にしてくれます。

石けんワークスでは、このカリ石鹸素地の特性を活かし、肌に優しい洗浄体験を提供したいと思っています。

石けんワークスの製品は、このカリ石ケン素地と水のみを使用し、肌に優しい洗浄体験を提供しています。毎日の手洗いでも、ぜひ一度石けんワークスの製品を試してみてください。

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