生まれて間もない赤ちゃんにとって、哺乳瓶は口にする大切なアイテムです。そのため、どのように洗えば安全なのか、大人と同じ食器用洗剤を使っても大丈夫なのか、不安に感じるママやパパも多いのではないでしょうか?
この記事では、哺乳瓶を大人用洗剤で洗っても問題ないのかという疑問にお答えし、安全な洗浄方法や洗剤選びのポイントを詳しく解説します。
この記事を読めば、毎日安心して哺乳瓶を洗うことができるようになるはずです。
目次
結論:哺乳瓶は大人と同じ洗剤で洗ってもOK、ただし注意が必要
結論から言うと、哺乳瓶は大人用の台所用洗剤で洗っても問題ありません。ただし、成分に違いがあるため、その点を理解しておくことが大切です。
哺乳瓶用洗剤は、安全性を考慮し、化学合成成分を含まず、100%食品用原料成分で構成されたものが多いとされています。
引用元:https://hikaku.kurashiru.com/articles/01JE2R9D2ZBC5AP2GSRE8J62Z7#hk_block_1308863
哺乳瓶を洗う際には、化学合成成分の有無を確認し、安全に使用できるものがおすすめです。
哺乳瓶用洗剤と大人用洗剤、何が違う?
多くのメーカーが大人用洗剤での洗浄を認めているとはいえ、なぜわざわざ「哺乳瓶用洗剤」というものが存在するのでしょうか。両者の主な違いは以下の通りです。
成分
哺乳瓶用洗剤は、「植物由来の洗浄成分」を採用し、無香料・無着色にこだわって作られていることが多く、野菜も洗うことが可能なものが多いです。これは、万が一洗剤成分が口に入ってしまっても問題が起きないよう、赤ちゃんの安全性を第一に考えているためです。
安全性
哺乳瓶用洗剤は、赤ちゃんが口にするものに使うことを前提に、厳しい安全基準をクリアしています。無香料・無着色の製品がほとんどで、赤ちゃんに不必要なものが触れることを避けています。
大人が使う洗剤で哺乳瓶を洗う際の注意点

大人用洗剤で哺乳瓶を洗う場合は、以下の点に注意することで、より安全に洗浄できます。
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しっかりすすぐこと
最も大切なのは、洗剤成分を確実に洗い流すことです。洗剤が残ってしまうと、赤ちゃんの口に入ってしまう可能性があります。哺乳瓶の隅々まで、流水で念入りにすすぎましょう。 -
無香料・無着色の洗剤を選ぶこと
大人が好む香りのついた洗剤は、赤ちゃんの嗅覚には刺激が強すぎることがあります。また、香料や着色料が肌荒れの原因になることも。無香料・無着色の洗剤を選ぶと安心です。 -
手肌に優しい洗剤を選ぶこと
赤ちゃんを育てるママやパパは、一日何度も食器を洗うため、手荒れが気になりがちです。手肌に優しい成分でできた洗剤を選ぶことで、手荒れを防ぐことができます。
哺乳瓶の正しい洗い方と消毒方法
洗剤の種類に関わらず、哺乳瓶の洗浄には正しい手順があります。
<哺乳瓶の正しい洗浄ステップ>
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流水で汚れを洗い流す
まずは、ミルクの残りカスなどを流水でざっと洗い流します。 -
洗剤と専用ブラシで洗浄する
哺乳瓶用ブラシやスポンジを使って、洗剤で丁寧に洗浄します。特に、乳首の先端や哺乳瓶の底、キャップの溝などは汚れが残りやすいので、専用のブラシを使うと便利です。 -
しっかりすすぐ
ぬるま湯を使い、洗剤が残らないように丁寧にすすぎます。特に泡立ちが良い洗剤を使う場合は、時間をかけてすすぐようにしましょう。 -
消毒する
洗浄後は、細菌の繁殖を防ぐために消毒が必要です。消毒方法にはいくつかの種類があり、それぞれのメリット・デメリットを理解して使い分けましょう。
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煮沸消毒
哺乳瓶を鍋に入れ、沸騰したお湯で3〜5分程度煮沸します。この方法は、専用の器具が不要で手軽に行えますが、熱に弱い素材の哺乳瓶や乳首は変形してしまう可能性があるため、事前に確認が必要です。 -
電子レンジ消毒
専用のケースに哺乳瓶と少量の水を入れ、電子レンジで加熱して消毒します。短時間で完了するため、忙しい時に便利です。ただし、専用ケースが必要になります。 -
薬液消毒
専用の消毒液を水で希釈し、その中に哺乳瓶をつけ置きして消毒します。つけ置き後は取り出して水ですすぐだけで使用できるため、手間がかかりません。しかし、専用の消毒液や容器が必要になります。
安全性を考慮して、最適な洗剤を選ぼう
哺乳瓶を大人用洗剤で洗うことは可能ですが、赤ちゃんの安全を第一に考えた洗剤選びが大切です。
- 哺乳瓶用洗剤は、大人用洗剤よりもさらに安全性を追求した成分でできており、無添加の成分のものが多いです。
- 大人用洗剤を使う場合は、無香料・無着色のものを選び、すすぎ残しがないように注意しましょう。
石けんワークスでは、「無添加成分」に徹底的にこだわっており、哺乳瓶や水筒など普段の洗浄に使用できる「泡の水筒洗い」も用意しています。忙しい育児中でもさっと哺乳瓶を洗えるような手軽さと安心感を届けたいと思っています。
安全な哺乳瓶用の洗剤を検討している方はぜひ一度手に取ってみて下さい。